VideoBoxブログではInstagram広告や動画の活用方法・動画マーケティングに関わる最新情報や専門性の高い活用事例を発信しております。

  1. Facebook
  2. 304 view

【保存版】Facebook動画広告の特徴・メリット・効果的な広告作成方法を解説

【保存版】Facebook動画広告の特徴・メリット・効果的な広告作成方法を解説

Facebook広告は動画形式での配信も行うことができ、静止画の広告には無い様々なメリットがあります。

この記事では、Facebook動画広告の特徴とメリット、効果的な動画広告を作成するためのポイントを解説します。

Facebookの動画広告とは?

Facebook広告は画像形式と動画形式で配信することができますが、後者の動画形式の広告のことをFacebook動画広告と呼びます。

Facebook動画広告は、Facebook内の様々な場所に配信されます。

1つずつ見ていきましょう。

デスクトップニュースフィード

動画広告が配信される1ヶ所目は、ブラウザでログインした際のデスクトップ版ニュースフィード欄です。

通常の投稿と同じ様な形式で表示されるため、目を引くサムネイルを設定することで、多くのユーザーにリーチすることができます。

また、「いいね!」「シェアする」こともできるため、動画広告の内容が良い場合には、拡散されることも期待できます。

モバイルニュースフィード

動画広告の配信ヶ所2つ目は、モバイルアプリやガラケーでログインした際のニュースフィードです。

基本的にはデスクトップニュースフィードと同様ですが、デスクトップニュースフィードは3カラムの中央一列であるのに対し、モバイルニュースフィードは一カラムで画面全体を専有しているため、動画広告が画面を占める割合も大きくなり、より目立ちやすいといえます。

「いいね!」や「シェアする」ことができるのもデスクトップニュースフィードと同様です。

右側の広告枠

3箇所目は、デスクトップのブラウザ版でログインした際に、Facebookの画面右側に設けられた広告枠内です。

目線の動きは左から右側に流れ、終着点に動画広告が表示されるため、比較的ユーザーの目に止まりやすい部分といえます。

インスタント記事

4箇所目は、Facebookのモバイル版アプリやメッセンジャーアプリ内に配信される、インスタント記事内です。

Facebookユーザーの多くはモバイルアプリからFacebookを利用しているため、インプレッション数も伸びやすい傾向があります。

インストリーム動画

5ヶ所目は、Facebook内の動画が再生される際に差し込まれるもので、この様な動画広告をインストリーム動画広告と呼びます。

動画を視聴するために必然的に広告を見ることになるので、フルで広告を見てもらいやすいというメリットがあります。

ストーリーズ

6箇所目はFacebookのストーリーズ内です。

ストーリーズに配信される動画広告は、スマホの画面全体に表示させることができるというメリットがあります。

マーケットプレイス

最後の動画広告配信箇所は、Facebookのマーケットプレイス内です。

以上、Facebook内の7箇所に配信される動画形式の広告をまとめて、Facebook動画広告と呼びます。

Facebook動画広告のメリット

Facebook動画広告には、「ターゲティング精度の高さ」「訴求力の高さ」「文字制限に縛られない」という3つのメリットがあります。

詳しく見ていきましょう。

ターゲティング精度が高い

Facebookは実名で利用するSNSであり、他のSNSに比べ、ユーザーが入力している個人情報も充実しています。

例えば、年齢や性別の他に、地域、学歴、職歴、年収、家族構成、興味関心などが挙げられ、こういったユーザー情報を活用できるため、Facebook広告はターゲティングの精度が高いという強みがあります。

これは動画広告においても同様で、配信時にターゲット設定ができるため、無駄な配信を減らし、広告を届けたいユーザーに対して効率よくリーチすることができます。

画像広告よりも訴求力が高い

動画コンテンツは画像よりも人の注意を引きやすいと言われています。

Facebook動画広告はタイムライン上でも自動で再生が開始されるため、他の投稿よりも目立ちやすく、また、動画はテキストや画像よりも多くの情報量を伝えることができるため、結果として、画像広告よりも広告の訴求力が高くなりやすいというメリットが期待できます。

テキスト20%ルールに縛られない

Facebook広告を配信する上での大きなハードルの1つが、文字数制限です。

これは配信する広告のサムネイルに内に占めるテキストの割合が、20%以下でなければならないというもので、20%を超えてしまうと広告配信される量を減らされてしまいます。

画像広告の場合には、訴求力を高めるためにできるだけテキスト内に文字を含めたいところですが、それが難しいのです。

一方で動画広告の場合には、サムネイルの文字数制限は同様ですが、自動的に動画が再生され、動画内ではテキストを使用しても問題ないため、テキスト比率に引っかかってしまい訴求力が下がってしまうといった問題を回避することができます。

Facebook動画広告の規定・ルール

続いて、Facebookの動画広告を出稿するにあたって、守らなければならない規定を紹介します。

Facebook広告はルールが細かく複雑ですので、しっかり確認してください。

動画の規定
フィードインスタント記事インストリームストーリーズマーケットプレイス
アスペクト比16:9~9:1616:9~9:1616:9、1:116:9~9:1616:9~9:16
動画の長さ240分以内240分以内10~120秒240分以内
ファイルサイズ最大4GB最大4GB最大4GB最大4GB最大4GB
音声任意任意必須任意任意
キャプションありなしなしなしなし

テキスト・ボタンの規定
テキスト125文字
※ファーストビューでは100文字まで表示
見出し25文字
※ファーストビューでは16文字
リンクの説明30文字
※CTAによって文字数は変わる
ボタン15種類から選択

動画の長さや解像度などは、配信箇所によって細かく異なるため、出稿時に規定から逸脱していないか個別にチェックするようにしてください。

Facebook動画広告の費用について

広告を出稿するにあたって気になるのが、広告費用ですね。

ここからはFacebook動画広告の課金形式と予算の目安について解説してきます。

まずは課金形式から見ていきましょう。

課金形式

Facebookの動画広告では、課金形式は大きく3つに分けられます。

1つ目はCPC課金(クリック課金)です。

これは広告リンクがクリックされる度に料金が発生する課金形式です。

オークション形式での入札となるため、クリック単価は変動します。

ユーザーのアクションに対して料金が発生するため、販促等に用いられることが多い形式です。

2つ目はCPM課金(インプレッション課金)です。

こちらは動画広告が表示される度に料金が発生する課金形式です。

料金は表示回数(インプレッション数)1,000回あたりの平均コストによって計算されます。

こちらはユーザーが何のアクションを起こさなかったとしても広告が表示されれば料金が発生するため、認知拡大に用いられることが多い形式です。

この2つがFacebookの主な課金形式になりますが、動画広告の場合には、さらにThurPayという課金形式が加わります。

これは動画広告が最後まで再生された回数、もしくは15秒以上再生された回数に応じて料金が発生する課金形式になります。

選択できる課金形式は広告配信時に設定する「広告の目的」によって変わるため、注意してください。

予算の目安

Facebook動画広告の予算はどれだけ広告を配信したいかによって変わるため、一概には言えません。

しかし、Facebook広告は1日100円からでも広告配信することができるため、どの程度の予算を投下すればどの程度の反響を得られるのかをとりあえず試してみるといったことも可能です。

最適な予算設定を見つけるためにも、まずは実際に動画広告の配信を行ってみるというのもおすすめです。

より効果的なFacebook動画広告を作るポイント

最後に、Facebook動画広告の宣伝効果を高めるためのポイントを解説していきます。

広告のパフォーマンスは目的を達成し、広告費を節約することにもつながるため、ぜひ出稿の際の参考にしてみてください。

動画は縦長にする

Facebook動画広告のアスペクト比は比較的自由度が高く、インストリーム以外の配信先では縦長~横長まで許容されていますが、基本的には縦長での動画広告作成をおすすめします。

なぜなら、Facebookユーザーの多くはスマホでFacebookを閲覧しているため、縦長の動画広告を配信することにより、動画再生時に画面いっぱいに動画広告を表示させることができるからです。

実際に再生をしてみればわかるかと思いますが、動画の再生画面というのは大きいほど情報が正確に伝わりやすく、印象にも残りやすくなります。

動画広告の訴求力を高めるためにも、縦長のアスペクト比で動画を作成するようにしましょう。

短い尺で強く訴求する

Facebook動画広告は最長で240分の長さの動画を配信することができますが、広告としての効果を考えるのであれば、動画広告は短い時間で濃縮されたメッセージを伝えた方が、より訴求力が高くなります。

目安としては、動画の長さは配信先に関わらず、15秒以内にまとめるようにしましょう。

さらに、冒頭の数秒でユーザーの関心を惹き付けることが理想です。

訴求方法は広告によって様々ですが、テンポが悪かったり、何を伝えたいのかがわかりづらかったりすると、冒頭で離脱されてしまい、動画広告を最後まで見てもらえない可能性があります。

15秒以内に伝えたいメッセージをしっかりとまとめつつ、動画の冒頭からユーザーに観たいと思わせる様な動画作りがパフォーマンスアップにつながります。

例外として、長い動画広告を最後まで観てもらいたいという場合には、動画にストーリー性をもたせる工夫が有効です。

テレビCMでもストーリー仕立てのものは妙に気になってしまい、30秒じっくりと見入ってしまった経験をしたことはありませんか?

これと同様に、ストーリー性を持たせるというのは、動画の視聴完了率を高めるために有効なアプローチの1つですので、長い動画広告を配信したい場合には、ぜひ試してみてください。

音声なしでも内容が伝わる工夫をする

Facebook動画広告は自動で再生が始まるものの、デフォルトの状態では音声がオフになっており、ユーザーが自らオンにしない限り、音声は流れません。

そのため、無音の状態で動画が流れ始めたとしても、どの様な内容の動画なのかが伝わるようにしなければ、ユーザーに気に留めてもらいづらくなってしまうのです。

最も手っ取り早い方法としては、字幕をつけるという方法があります。

Facebook動画広告はサムネイルにはテキスト20%ルールが適用されるものの、動画内では字幕をつけたとしても規定に引っかかってしまうことはありませんので安心してください。

字幕をつける際には、枠をつけて白抜きにするなど、視認性の高いものにすることをおすすめします。

まとめ

Facebookの動画広告について解説しました。

Facebook動画広告は、Facebook内の様々な場所に配信することができ、上手く活用することで、静止画の広告よりもより強くユーザーに訴求することができます。

記事の後半では動画広告の宣伝効果を高めるためのポイントも紹介しましたので、Facebook動画広告を配信する際には、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

Facebookの最近記事

  1. コスパ抜群!Facebookカルーセル広告の特徴・メリット・配信方法を解説

  2. Facebookスライドショーとは?投稿・広告別に作り方を解説

  3. 【保存版】Facebook動画広告の特徴・メリット・効果的な広告作成方法を解説

関連記事