インスタグラム内で新しく投稿を探したい場合などに活用する発見タブに広告を配信できるということをご存知でしょうか。
この記事では、発見タブ広告の概要とメリット、広告配信方法を解説していきます。
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インスタの発見タブ広告とは?
インスタの発見タブ広告とは、その名のとおり発見タブに配信される広告です。
しかし発見タブと聞いてもピンとこない方が多いかと思いますので、まずは発見タブがどの様なものなのか簡単に確認していきましょう。
発見タブとは、インスタアプリの下部に表示されているナビゲーションメニューに並ぶ虫眼鏡のアイコンをタップすることで開くタブのことです。
発見タブには各ユーザーのいいねや保存といったアクションに基づいて、興味・関心が強いと考えられる投稿がピックアップされます。
つまり、発見タブに表示されるコンテンツはユーザーひとりひとりに合わせてパーソナライズされているため、発見タブを開けば好みのコンテンツが見つかりやすいというわけですね。
インスタは他のユーザーのシェアによって新しい投稿を見つけるといったことはあまりないため、ユーザーが好みのアカウントや投稿を見つけたい場合に、ハッシュタグ検索と並んで利用されることが多い機能といえます。
そしてこの発見タブに配信される広告を発見タブ広告と呼びますが、発見タブ広告は直接発見タブの一覧画面に並ぶ訳ではありません。
発見タブ内の投稿をタップして詳細を開くと、通常のフィードの様に画面を縦にスクロールし、発見タブでピックアップされた投稿を次々と見ることができるようになります。
そして発見タブ広告は、この縦にスクロールして表示される投稿の中に差し込まれる形で表示されるのです。
発見タブ広告のメリット
発見タブ広告には、インスタの他の広告形式であるストーリーズ広告やフィード広告には無いメリットがいくつかあります。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
能動的にコンテンツを探しているユーザーにリーチできる
フィードやストーリーズを見ているユーザーの多くは、なんとなくフォロワーの投稿をチェックしていることも多いのに対し、発見タブ広告を見ているユーザーは、能動的に新しい情報や好みのコンテンツを探しているという特徴があります。
そのため、発見タブ内の投稿は漫然と閲覧されるのでなくしっかりと見られる傾向があり、ターゲットに対してしっかり訴求できる広告を配信すれば、高いエンゲージメント率を期待することができます。
これは情報収取を行っている状態のユーザーに対して広告をリーチさせることができる発見タブ広告ならではのメリットと言えるでしょう。
投稿と同じ感覚で見てもらえる
発見タブ広告は、発見タブ内の投稿をタップした後に、投稿を次々とスクロールする中で表示されます。
そのため、決まった広告枠に表示される広告などと比べると広告色が薄く、自然にユーザーとの接点を持てるという特徴があります。
これを活かし、いかにも広告といったクリエイティブではなく、ターゲットユーザーの気を引きそうな、一見通常の投稿の様な広告を配信することによって、他の投稿と同様に広告を閲覧してもらえることが期待できます。
フィード広告のクリエイティブを使い回せる
発見タブ広告に配信する広告は、フィード広告のクリエイティブの全てのフォーマットに対応しているため、新たに発見タブ用のクリエイティブを再作成する必要がありません。
広告運用を行う際には配信する場所に合わせて複数パターンのクリエイティブを用意しなければならず、
管理の手間が膨らんでしまうケースも少なくありませんが、インスタ内で同じクリエイティブを使い回すことができるのは嬉しいポイントではないでしょうか。
発見タブ広告を配信する方法
最後にインスタの発見タブ広告を配信する方法を解説します。
なお、インスタの広告配信のために必要となるFacebookの広告マネージャには登録済みという前提で手順を解説していきます。
- 広告マネージャを開く
- 「作成」をクリックする
- 広告配信の目的を選択し、「次へ」をクリックする
- 広告セットの詳細を入力する
- 「配置」の項目で「配置を編集」をクリックし、「フィード」の「Instagram発見タブ」にチェックを入れる
- 画面の案内に沿って広告キャンペーンを完成させ、「確認」をクリック
以上の設定で広告配信を行えば、発見タブに広告が配信されるようになります。
また、配置の設定を行う際に「自動配置」を選択すれば、Facebookも含め、広告効果が最大化されるよう、自動的に全ての場所に広告を配信してくれます。
まとめ
インスタの発見タブ広告について解説しました。
発見タブはユーザーが積極的にコンテンツを探す際に閲覧する場所なので、その様なユーザーに対して広告配信できる発見タブ広告は、使い方次第で高いパフォーマンスを発揮することができます。
発見タブ広告を活用したいとお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。